酒とり祭(さけとりまつり)
※4/11 10:30現在 決行予定です。
開催日 4月11日(火)
場 所 下後亟神明社
小矢部市下後亟640
小矢部東ICから車で1分
催 物 神 事 16:30~(予定)
獅子舞 17:00~(予定)
酒とり祭り 17:30~(予定)
毎年4月11日の神明宮春季例祭に行われる神事で、全国的にも珍しい奇祭として有名です。
25歳の厄男たちが 下帯姿でお神酒を受け、参拝人や見物人に振る舞い、無病息災・五穀豊穣を願って
300年以上前から続いていると言われています。
・・・・・☆・・・・・・*・・酒とり祭り 由来と起源 ~資料より~・・*・・・・・・☆・・・・・
この奇祭の起源は不明であるが、今から350年ほど前の寛永年間(1625年~1644年)に、現在の社殿を建立した時、地中より白骨が多く発掘された。これは墓所であったに違いないと人々は不安を感じた。特に、村の物知りな老人が酒をまいて祈とうしなければ一大事といったが、村人たちは気にとめながらもつい忘れてしまった。ところが翌年、村初って以来と言われる大凶作に襲われてしまった。あの時の老人の言葉を思い出し、きっと白骨のたたりに違いないとばかり、村総出で酒をまき清めたという。これが、この奇祭の起源だとも伝えられている。
ところが明治2年(1869年)になり、酒をぶっかけたりばらまいたりするのはもったいない、そんなことをするよりみんなで飲んだ方がどんなに得かわからない、ということで村人たちは境内にむしろを敷き、車座になって飲めや歌えやのどんちゃんさわぎをやってしまった。
さて、これが神の怒りにふれたのか、その年は不作も不作、その上、村に火災が頻繁に起こった。すっかり恐れをなした村人たちは、翌年から前以上に盛大な「酒とり祭り」を執り行ったということである。
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このお祭りのお問い合わせは、
小矢部市観光協会 0766-30-2266 までお願いします。
2017.3.27 初稿