酒とり祭り

4月
毎年4月第4日曜日の神明宮春季例祭に行われる神事で、全国的にも珍しい奇祭として有名。 参拝人にだれかれかまわず酒を飲ませる奇祭で、300年以上前から続いているといわれている。ふんどし一本に鉢巻姿も精悍な若者たちが喚声をあげて我れ先に神殿へと駆けつけ、神官のくみ出す御神酒を杓や椀に受け取るやいなや、再び争って引き返し、参道の参拝人に強引に飲ませて回る。 最後は、境内一面にまきちらす。見物人も酒を多くかけられるほど一年の幸福に恵まれるとされ。その日は境内いっぱいに歓声と活気が満ち溢れる。

祭りの起源は寛永年間(1624〜1643)。神明宮の社殿を建立するために土を掘り起こしたところ、人骨が出土したが供養もしなかった。その後、村に凶作が続いたことから、境内を浄めようと酒をまいたのが始まりとされる。以来、五穀豊穰と家内安全を祈願して行われている。
 ただ、明治2年には、「酒をまくのはもったいない。まかずにみんなで飲もう」ということになり、酒をまかずに全て飲んでしまったこともあるとか。すると、村に火災が発生したり、農作物が不作になるなど災いの多い年になり、次の年からまた境内に酒をまくようにしたといわれる。

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